三十三間堂プロジェクトとは

三十三間堂プロジェクトとは美術作家TETTAによるアートプロジェクト。
TETTA+1000人の仏像顔を作ることを目的とする。

このプロジェクトは2010年5月からスタートし、約2年をかけて2012年に一時完成。

ワークショップにより参加者は極彩色のメイクを施し、仏となって顔写真を撮影する。収集された顔写真は、全て左顔をシンメトリーに合成し、人間の顔から少し逸脱したものへと再構成される。仏像と人間の決定的な違いはその対称性にあると言われ、特に左顔は創造性・女性性等を司り、本性の出る顔といわれる。虚像と実像を合成することで生まれる本性のみが露出した顔となる。ヨーロッパなどでは左顔の事を「神の顔」「エンジェルフェイス」などと言ったりするそうだ。


三十三間堂とは京都にあるお寺・蓮華王院の本堂のことで、堂内には1001 体の菩薩像が並び、その仏量は圧巻。

つまり、1000人の現代人の仏顔が並ぶことで表現されるものはその「言い伝え」であり、2012年9月、参加者はついに1000人を達成した。

1000人収集達成後もプロジェクトは進行中。
場所を移動し様々な町での開催、赴く事で、様々な文化、その街の地域性を吸収、活性化を目的し展開していくANGYAへと移行している。

次の目標は10000人!

さあ、みんなで仏になろう!